2011年6月3日

日金工、海外展開加速へ 省資源型製品シフト重点

 日本金属工業は、中期計画2年目の2011年度に、海外生産と省資源型・高付加価値製品へのシフトを重点的に進める。円高対策を課題に挙げ、台湾の合弁会社の結進日金工精密金属を活用し、精密圧延品をアジアで拡販。マレーシアの販売拠点での鋼管加工も検討する。

 海外で競合する200系ステンレスには省ニッケル製品で対抗し、輸出比率を現行の40%から引き上げる。国内でも新規顧客の開拓に取り組み、事業成長のチャンスを国内外で得る方針だ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社