2011年6月3日

新日鉄住金ステンレス、Ni系冷薄2万円下げ

 新日鉄住金ステンレス(NSSC)は2日、国内店売り向けステンレス冷延薄板と厚中板の6月価格について、ニッケル系冷薄の出荷価格および厚中板の契約価格を前月比トン2万円引き下げると発表した。ニッケルの5月平均価格が下がったため。値下げは2カ月ぶり。クロム系冷薄は据え置く。

 これにより6月出荷の冷薄カットエッジコイル(板厚2ミリ以下)販売価格は、ニッケル系が38万円、クロム系が28万円。厚中板は需給がタイト化しており、電力などの値上げも踏まえ、今後ベース価格の引き上げも検討する。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社