2011年5月25日

米国産鉄スクラップ、トルコ向け再び下落

 米国のトルコ向け新規鉄スクラップ輸出価格が、再び反落している。国内商社によると、直近の成約価格はCFR449米ドル(HMSNo.1・80%&No.2・20%、約3万6700円)前後。5月高値から約16―20ドル安い。静観していたトルコ鉄鋼メーカー各社は、新規商談を再開し、5月に入って米国鉄スクラップを計25カーゴと大量に成約。

 米国からの成約価格も小幅反発したことに対して、「成約が進んでいなかったEU圏シッパーの輸出オファー引き下げが、今回の下落につながったのでは」(商社)とみる向きもある。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社