2011年5月19日

鞍鋼、対日熱延コイル 6月生産据置き

 関係筋によると、中国の鞍山鋼鉄は6月生産分(7―8月納期分)の日本向け熱延コイルの価格を850ドル(トン当たり、C&F、円換算=6万8850円)で据え置くと取引先に通達した。据え置きは3カ月連続。日本市場が震災後、低迷しているものの、鉄鉱石など原材料の7―9月価格が上伸するのは確実な状況となっており、採算面を考慮したものとみられる。引き受け数量については自然体で臨む方向。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社