2011年5月13日

三菱製鋼、海外精密部品工場を集約

 三菱製鋼は、携帯電話用ヒンジ部品などの精密部品を製造する海外3工場を、1工場に集約する。7月までにフィリピン・マニラと中国・寧波の工場を閉鎖し、フィリピンのセブ工場に一元化することで、生産性を上げ黒字化を図る。米国のばね事業会社も設備の改善アクションプランを進め、6月に黒字化する予定。

 2011年3月期連結業績は増収増益。今期は東日本大震災の影響が懸念されるが、海外工場の再強化や中国で建設機械用巻ばね工場の建設に着手するなど投資を進め、収益力を高める方針。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社