2011年5月11日

大阪地区の異形棒、需要低迷で頭重い

 異形棒鋼はトン6万8000円(ベースサイズ、直送)どころで、強横ばい推移。メーカーは強気の価格姿勢を打ち出し、扱い流通も値上げに努めているが、鉄スクラップ価格の軟化に伴い、市況の上伸力も次第に鈍化しつつある。「連休前までは上を目指す動きがあったが、現在は価格維持が目標となっている」(流通筋)という声が聞かれる。

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