2011年4月27日

関西流通、価格転嫁に注力 コラム 10.3万―10.5万円へ

 関西地区のコラム扱い流通は4月帳端明け以降、10万3000―10万5000円(トン当たり、ベースサイズ)どころを唱え、メーカー値上げ分の価格転嫁に取り組んでいる。

 メーカー各社が母材価格上昇を要因に、計2万円の値上げを表明。4月に入り、その第1弾として5000―1万円の値上げを実施した。これを受け、扱い流通は販売価格の引き上げに力を尽くしているが、客先の抵抗も強く、値上げは緩やかな推移にとどまっている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社