2011年4月27日

日本金属、利益率重視の体制構築

 ステンレスリローラー大手の日本金属は26日、2011年度を初年度とする3カ年の中期経営計画を発表し、設備投資に約32億円をつぎ込む方針だ。

 事業戦略ではステンレス箔、ばね用材、マグネシウム合金箔といったみがき帯鋼、高精度異形鋼、小径厚肉管などの加工品、極薄珪素鋼板の拡販を通じ売上高比率20%を目指す。

 海外展開ではエリア別販売戦略を強化し、海外売上高比率を足元の20%から30%まで高めるとともに、タイのコイルセンター(CC)でフォーミング加工製品の生産を開始し、グローバル人材の育成も強化する。利益率重視の高収益体制を構築し、世界での存在感を確立したい考え。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社