2011年4月22日
JFES西日本、2300万トン体制整備/福山3号来月
JFEスチールは21日、拡大改修工事を進めている西日本製鉄所福山地区の第3高炉の第4次(4回目)火入れを、5月14日をめどに行うことを決めたと正式発表した。第3高炉の大型化に伴い、現在稼働中の福山地区第2高炉を休止(バンキング)し、効率的な生産体制を実現する。これによって西日本製鉄所は、福山地区が高炉3基(第3、第4、第5)、倉敷地区が高炉3基(第2、第3、第4)の6基体制になる。
同社は西日本製鉄所2300万トン、東日本製鉄所1000万トンの単独年産粗鋼3300万トン体制構築を目指している。西日本は福山の第3高炉拡大改修、第7連続鋳造設備の新設など、製鋼能力増強で2300万トン体制が整備される。うち福山地区は年産粗鋼能力が1300万トンになる。
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