2011年4月21日

韓・東国製鋼、伯スラブ一貫製鉄所 上期中の着工めざす

 韓国の東国製鋼、POSCO、伯ヴァーレは、ブラジルのスラブ一貫製鉄所の着工に6月までにこぎ着けたい考えだ。東国製鋼は年産300万トンの高炉一貫製鉄の1期工事に関して、合作相手のPOSCO、ヴァーレと協議を進めており、スラブ引き取りの枠組みなどを詰め、上半期中に合意した上で工事に入る運び。東国製鋼は、参画を検討しているJFEスチールが加わるよう期待している。

 東国製鋼は自前の鉄源確保につながる製鉄所を、2014年にも立ち上げ、鉄源調達を安定化させるとともに、高級シフトを進める主力の厚板でより高度な製品領域を狙う。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社