2011年4月14日

新日鉄釜石、線材生産を再開

 新日本製鉄の釜石製鉄所が13日、需要家向けで線材の生産を再開した。在庫ビレットを圧延したもので、東日本大震災発生によって3月11日以来休止していたが、約1カ月ぶりの生産再開となる。

 ただ、自社港湾設備が復旧しておらず、君津製鉄所からビレットを受け入れて圧延する本格的な生産体制を構築するまでには時間を要することから、グループのNS棒線(大阪市)などでの代替生産を継続するとともに、今後、代替港湾などビレット受け入れ方法を検討していく。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社