2011年4月11日

東京地区の冷薄、強含み横ばい

 冷延鋼板は強含み横ばい。市中価格(ベースサイズ)はトン8万3000―8万5000円。 製造業の部品不足による生産停止や減産を受け、製造業向け主体の流通・加工業者では、荷動きの停滞が著しい。一方、建築関連は需要が緩やかに回復しており、出荷は堅調。向け先ごとに業況が大きく分かれるが、全体的には高炉メーカーが今月出荷相当分から値上げを実施するため、各社とも手持ちの在庫や契約残を慎重に扱っており、下限を設定するなどして、安値受注を回避している状況。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社