2011年3月29日

国内粗鋼、3月減産は50万トン超

 鉄鋼メーカー各社は、先行きの需要動向が不透明で、東京電力の計画停電による操業影響も読み切れない状況が続くため、4月以降も手探りの生産・販売を余儀なくされそうだ。

 震災による3月の粗鋼減産は50万トン以上に達し、3四半期ぶりの2800万トン台回復が見込まれていた今四半期(1―3月)の全国粗鋼生産量は、2700万トン台にとどまる公算が大きい。生産面では4月以降も一定規模の影響が続く。

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