2011年3月8日

“需要回復は期待薄” 普電工栗川会長

 普通鋼電炉工業会の栗川勝俊会長(合同製鉄社長)は7日、定例の記者会見を開き、2010年度の電炉製品を取り巻く環境を振り返って、「需要は昨年より回復傾向にあるが、これ以上は期待できない。空室率は上がっており、マンションも投資目的のものが見られ、実需には遠い」と言及。

 また、大都市と地方の格差が拡大していることについて、「ここへきて土木需要でも格差が目立つ。市町村レベルでの建設需要の低迷は、一層進んでいるのではないか」との認識を示した。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社