2011年3月8日

世界鉄鋼大手、東南アへの投資活発化

 世界鉄鋼大手による、東南アジアへの投資が活発化してきた。

 世界鉄鋼最大手のアルセロール・ミッタルは、タイの鋼板メーカー、Gスチールに40%出資することで合意。昨年には韓国POSCOがインドネシアのクラカタウ・スチールと高炉建設で合意し、日本勢ではJFEスチールがタイでの溶融亜鉛めっき鋼板工場、神戸製鋼所がベトナムでの製鉄所建設を決めている。需要が拡大し、投資環境も整う東南アジアは、鉄鋼大手による世界戦略の重要地域に位置づけられている。

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