2011年3月1日
JFE・西日本、福山でCO2物理吸着実験機の運転開始
JFEスチールは28日、日本鉄鋼業が技術を結集し製鉄プロセスにおける二酸化炭素(CO2)の排出抑制と分離回収によりCO2排出量を約30%削減する技術を開発する「COURSE50」の一環で、高炉ガスからCO2を分離回収する物理吸着法(PSA法)を研究するための実験プラントが西日本製鉄所福山地区内(福山市)に完成、同日運転を開始したと発表した。開発技術の実証、分離回収コストの低減に取り組むとともに、実用設備建設に向けたスケールアップ・データの蓄積を図る。
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