2011年3月1日

新日鉄、薄板4品 2万円上げ

 新日本製鉄は28日、店売り・リロール・パイプ・軽量形鋼・ドラム缶向けの薄板4品(熱延黒皮・熱延酸洗・冷延・表面処理鋼板)の販売価格を、4月出荷分からトン当たり2万円(20―30%相当)値上げすると発表した。

 すでに陥没価格の是正などを目的に、1月と2月に店売り向け、2月にリロール向けをそれぞれ値上げしているが、4―6月の鉄鉱石、原料炭、鉄スクラップなど原燃料価格の大幅上昇によるコストアップが必至な状況になっているため、コストダウン努力だけでは負担増に耐えられないと判断、収益改善に向け価格引き上げを急ぐ。また国内薄板の大手ひも付きについても、4月から2万円の値上げを要請する方針。

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九州現地印刷を開始

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 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
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2024年12月 株式会社産業新聞社