2011年2月22日

台プラ、ベトナム高炉14年完成へ

 ベトナムで多くの高炉建設が計画されているが、台湾民間企業最大手・台湾プラスチックの高炉一貫製鉄所の土地造成が進み、完成が2014年の見込みと、同国で最も早く実現する。建設分野中心に増える内需とアセアン市場がターゲットとなり、インドのタタ製鉄やJFEスチールも検討するなど、高炉建設が続く可能性がある。

 ただ、電力不足などインフラの未整備や政府の資金不足が大きなネックとなり、高炉具体化へのハードルは高く、計画の進ちょくは遅れがちだ。

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