2011年2月15日

東京地区のカラー鋼板、原料高映し強含み

 カラー鋼板は強含みで推移している。陥没価格の値戻しと原料高の波及が重なる形で、基調が強まりつつある。「流通に新値が浸透するのは時間の問題」(問屋筋)との声も聞かれる一方、まだメーカーの値上げが出そろっていない状況だけに、明確な価格上昇には至っていない。市中価格は、板厚0・35ミリ×914ミリ幅の小コイルがトン23万円、大コイルが21万円どころ。

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