2011年2月9日

普通鋼電炉13社、経常増益3社のみ 通期業績予想

 普通鋼電炉メーカー上場13社(連結11社・単独2社)の2010年4―12月期決算が8日出そろい、前年同期比で10社が増収、3社減収、経常ベースで2社が増益、5社減益、トピー工業が黒字に、東京製鉄など5社が赤字となった。

 原料高の製品安により損益は悪化。原料鉄スクラップが同トン1万円近く値上がりしたのに対し、鋼材販売数量は増加したが、販売単価は異形棒鋼を中心に下落、形鋼も数千円アップにとどまった。前年同期ともに経常利益を上げた7社の売上高経常利益率(ROS)は、同6・1ポイントダウンの5・1%。11年3月期は前期比で東京鉄鋼を除く12社が増収、経常ベースで3社が増益、3社が減益、合同製鉄は赤字解消、6社が赤字を見込んでいる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社