2011年1月17日

東京地区の冷薄、先高観が強まる

 冷延鋼板は強含み。市中価格は(ベースサイズ、トン当たり)は8万3000―8万5000円。

 原料価格の高騰が続く中、国内外の鉄鋼メーカーが相次いで値上げを発表したことで、薄板市況は急速に先高観が強まっている。すでに値上げを発表したJFEスチールや新日本製鉄に続き、台湾・CSCも1―3月の対日販売価格を冷延コイルで5000円引き上げており、ほかのメーカーもこれに追随するとみられる。引き合いも増加傾向にあり、仮需の気配も高まっている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社