2011年1月14日

CSC、対日値上げ アジア市況 続伸気配

 アジアの鉄鋼大手による、製品値上げが本格化してきた。台湾の中国鋼鉄(CSC)は、1―3月の対日鋼材価格をトン3000―5000円引き上げる。鉄鉱石など原料価格が上昇しているため。すでに需要家に伝えた。

 中国では宝山鋼鉄が2月の国内販価を上げ、武漢鋼鉄も追随したもよう。豪州の集中豪雨による原料炭供給制限などで、原料価格の先高観が強く、鉄鋼各社の値上げ攻勢が続きそうだ。

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