2011年1月14日

韓・東部製鉄、一貫年産300万トン確立へ

 韓国の東部製鉄は、2012年の電炉熱延から冷延鋼板までの一貫年産能力300万トン体制確立に向けて、生産、技術、営業基盤を強化する方針だ。

 電炉は品質からコストに重点を移し、生産性を改善する。熱延コイルは冷延母材として120万トン以上を生産するほか、市場動向に応じて稼働率を引き上げ、より高度な製品領域を目指す。海外需要の捕捉に向けて、海外での加工拠点確保を視野に拡販を狙う。全般的な競争力向上を通じて収益性を高め、一貫操業を軌道に乗せたい考えだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社