2010年11月30日

鉄鋼82社通期業績予想、好転 軒並み経常黒字

 産業新聞社がまとめた鉄鋼主要メーカー82社の2011年3月期連結業績予想によると、95%に相当する78社が経常黒字を見込むなど、前期に比べて損益は大幅に好転する。前期は米リーマン・ショックの影響で経営環境が悪化し、黒字企業は65%、54社にとどまり、28社が赤字に陥った。

 今期は原材料高騰や円高による輸出採算悪化など利益圧迫要因はあるが、前期に9650万トンまで落ち込んだ全国粗鋼が「1億1000万トン程度に回復する見通し」(日本鉄鋼連盟の林田英治会長)で、操業度の改善とコスト低減など自助努力で多くのメーカーが黒字転換、増益となる。(82社の業績一覧を4面、業績ランキングを産業新聞ウェブサイトに掲載)

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社