2010年11月10日

普通鋼電炉17社、通期 下方修正目立つ

 普通鋼電炉メーカー17社の2010年9月中間期(連結11社、単独6社)の業績が9日出そろい、12社が増収、経常ベースで5社が増益、5社減益、7社が赤字となった。

 鉄スクラップ価格が前年同期比1万円近く上昇し、トン3万円以上で推移したのに対し、製品価格はほぼ横ばいの異形棒鋼でトン6万円程度、H形鋼は7万円程度にとどまった。異形棒鋼、H形鋼が苦戦する一方、自動車、建設機械・産業機械を対面業界に持つ一般形鋼などは健闘。通期の業績予想は売上げ、損益面ともに大半が下方修正した。原料、製品の需給や価格動向が不透明として、3社が据え置き、4社は公表を見送った。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社