2010年11月2日

鉄スクラップ、国内市況に底値感

 国内鉄スクラップ市況に、底値感が台頭している。けん引役となる輸出市況が底入れしていることが主な要因。直近の価格(H2)は、前週比横ばいのトン2万7000―2万8500円。電炉メーカーは収益確保のため、鉄スクラップ価格を抑えたいものの、「下落に歯止めがかからないと、製品市況の停滞感も拭えない」(商社)と指摘されている。

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