2010年10月27日

Aミッタル、純利益20%ダウン 7―9月

 鉄鋼最大手のアルセロール・ミッタルが26日発表した7―9月決算によると、純利益は13億5000万ドル(1130億円)と、4―6月比20・8%減少した。平均販売単価はステンレス部門を除いて上昇したものの、原料高でマージンが悪化し、出荷量が減少したのが響いた。

 1―9月の純利益は37億3300万ドル(前年同期は9億4500万ドルの損失)だった。平均販価の下落により、10―12月の金利・税・償却前の利益(EBITDA)は15億―19億ドルと7―9月の22億6500万ドルを下回るとみている。

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