2010年10月7日

アセリノックス、粗鋼能力450万トンに

 世界の大手ステンレスメーカー、西・アセリノックスは、日新製鋼と合弁で建設するマレーシアのステンレス冷延ミル、バル・ステンレスに、将来的に熱延ラインと製鋼設備を導入し、100万トンの一貫生産体制を確立する。国際ステンレス・フォーラムの理事会で来日中のラファエル・ナランホ会長が6日、産業新聞社のインタビューに答えた。

 グループの粗鋼能力は450万トンに増え、世界トップとなる。日新とは「グッドパートナーであり、関係を強化していきたい」と語り、提携を生かし、拡大するアジア市場をとらえる考え。

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