2010年10月6日

東京地区のNi系ステン冷薄、原料高も頭重い

 ニッケル系ステンレス冷延薄板は横ばい。国内および海外メーカーの値上げを受けて、流通では秋以降の再販価格の引き上げに向けて動き出している。ただ、一部で安値玉も散見され、メーカーの値上げ分を即転嫁とはいかないようだ。SUS304ベースサイズはトン35万円どころ。原料高圧力が次第に強まっており、再販価格への転嫁は必至の情勢。

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