住金物産は21日、大阪本社を大阪市西区新町の住金物産ビルに移転した。
新大阪本社は、グループ会社のイゲタサンライズパイプや住金物産マテックス、エスビーリビング、つぼ八など14社が集結。グループ間の一層の連携強化とともに、会議室の共有など事務所スペースの効率化を図っている。また、自社保有ビルのため、今回の移転に際しては全面的に改修を行い、CO2削減効果のある各種省エネ対応を行っている。
ひとつには、住金物産マテックスとの連携で、屋上に発電量10キロワット相当の太陽光発電パネルを設置し、得た電力を自家消費する。太陽光発電の稼働状況は、ビル1階エントランスに設置された液晶ディスプレーに随時表示される仕組みで、同システムの導入で、年間約3400キログラムのCO2削減効果がある。