2010年9月8日

中板定尺、関西市況の安値一掃

 関西地区の中板定尺市況は、6万4000―6万8000円(トン当たり、3・2ミリ厚の4×8サイズ)どころで推移し、一部散見されていた6万円前後の極端な安値は一掃された。東京製鉄が9月販売で熱延コイルを2000円上げたことを受け、地区扱いコイルセンターが、8月下旬から2000―3000円程度唱えを引き上げ、これが市場に浸透したことによるもの。ただ、実需不足もあって、流通業者のさらなる唱え引き上げは難しい状況となっている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社