2010年9月6日

日鉄住金鋼板 建材薄板出荷、今期50万トン超見込む

 日鉄住金鋼板(本社=東京都港区)は2010年度の建材薄板類出荷を需要環境見合いなら09年度並みの50万トン規模と予測するが、特色ある製品を拡販して見込みよりも上積みする方針だ。新日本製鉄グループで連携した物流効率化によるコスト削減にも取り組む。

 09年度下期の住宅着工39万戸に対し、10年度下期は約40万戸の同水準とみる。上期も大幅増は難しい見通し。輸出も円高と海外市況から増やしづらい。11年1―3月に安定して月1万トンほどの輸出ができる環境になればと期待するが、需要環境見合いでは販売量が前年同期並みにとどまると予測している。値下げすることなく数量上積みを図る。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
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