2010年9月6日

普通鋼輸入、最大400万トン 2010年見通し

 2010年の普通鋼鋼材の輸入量は370万―400万トンと、前年実績を50%以上上回り、06―08年水準まで増加する見通しだ。今年に入って以降、7月まで毎月前年を上回って推移しており、1―7月累計で74・6%増の213万3000トンと、すでに前年実績(249万5000トン)の85%水準に達している。

 ここにきての急激な円高によって、下期はさらに入着が増える可能性が強まっている。なかでも上海万博終了後の中国、新規の鉄鋼生産設備が相次いで立ち上がっている韓国からの増加が懸念されている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社