2010年8月30日

特殊鋼生産、輸出けん引 下期も堅調

 高炉メーカーは下期の特殊鋼生産について、完成車や自動車部品の堅調な輸出が続き、上期並みを維持できると予測している。エコカー補助金の9月末期限切れで需要減が懸念されるが、海外需要が下支えるとみている。建設機械や産業機械も海外需要の拡大で生産が大幅に増え、堅調な実需が続く見込み。ただ、急速な円高が輸出産業に影響を与えており、「補助金の問題よりも為替動向の方が深刻」(高炉首脳)ととらえ、慎重に対応する構えだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社