2010年8月10日

大阪・普通線材製品、追加値上げの転嫁難航

 上半期の大阪地区の普通線材製品市況は、年初からの予想通り春の線材値上げが実施され、4―6月を中心に新価格が浸透して一段高となった。その後、線材メーカーの7月からの二次値上げに焦点が移ったものの、上昇の勢いは薄れて様子見ムードとなっている。9月にかけての再度の価格転嫁は相当に難航するとの見方が強い。

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