2010年8月10日

関東・鉄スクラップ、発生減続き需給均衡

 関東地区の上半期の鉄スクラップ市況は東アジア向けの輸出動向にけん引される形で推移した。直近の市中価格はH2でトン2万3000円前後。一方、地場炉前価格(H2)はトン2万8000―2万9000円、高値2万9500円(9日時点)。市中価格、炉前価格ともに年初比で4000―5000円高い。メーカーの減産により内需が低調な一方、市中流通量も依然として落ち込んでいる。このため、秋口にかけて需給が大幅に緩和することは考えにくい。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社