2010年8月5日

住友金属小倉、新脱リン炉 10月稼働

 住友金属小倉(加藤芳充社長)は、小倉製鉄所(福岡県北九州市)で計画通り10月に新脱リン炉を稼働させ、製鋼プロセスの一連の改革を完了する。

 自動車向け中心に、高級特殊鋼棒鋼の需要が拡大しており、すでに高機能鋼と高清浄度鋼の製造ラインを分離するなど、生産効率を向上。脱リン炉の導入で脱リンと脱炭を別々の炉で行い、高品質、高能率、低環境負荷を実現し、住友金属小倉のブランド力を高める考えだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社