2010年7月15日

宝鋼、8月販価引下げ 需要減で減産拡大

 中国の宝鋼集団と武漢鋼鉄集団は13日、8月の鋼材販売価格をトン300元(約3900円)引き下げると発表した。宝鋼の熱延コイル(SPHC、3・0ミリ厚)価格は4442元(増値税含まず)となり、2カ月連続、合計800元の低下。宝鋼は継続的に購入している顧客に対し、追加で200元程度を7月にさかのぼって値下げする。

 「製造業の生産調整や建設需要の減少で、下がった市場価格に合わせた対応」(日本商社)。台湾の中国鋼鉄も9月国内価格を下げており、アジアの鋼材価格の下落基調が鮮明化してきた。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社