2010年7月2日

東京・薄板市況、2カ月ぶり7万円割れ

 東京地区の薄板市況は今週に入り、中板、酸洗鋼板がトン当たり2000―3000円方値下がりした。中板が同7万円を割り込むのは2カ月ぶり。

 鉄鉱石や原料炭など原料価格の高騰による高炉メーカーの大幅値上げを背景に、上昇基調をたどってきた薄板市況だが、長引く建設関連需要の低迷や仮需の反動で、5月の大型連休明け以降は販売量が急減。一時はタイト化していた需給も緩和しており、東京製鉄の値下げをきっかけに中板、酸洗鋼板で市況が下落した。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社