2010年6月28日

トルコ、鉄スクラップ 米国から調達再開

 国内商社によると、トルコが米国からの鉄スクラップ調達を再開した。直近の成約価格は、CFRトン315米ドル(HMS、約2万8400円)と、4月ピーク値から約150ドル安い。

 4月中旬以降、輸出マーケットは下落基調に転じたことに加えて、為替の影響もあり、トルコが米国からEU圏に調達をシフト。さらにそのEUのトルコ向け鉄スクラップ輸出価格が300ドルを割り込んだことで、米国も300ドル割れが懸念されていたが、「中国が米国などからの鉄スクラップ調達を再開しつつあることが、下支えとなったのでは」(商社)とみる向きもある。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社