2010年6月1日

住金小倉、フル生産へ 自動車と建機が復調

 住友金属小倉は小倉製鉄所の粗鋼生産が2008年度上期の90%以上に回復し、早期にフル生産に引き上げる。自動車や建設機械の生産の復調とともに増えている特殊鋼需要に対応する。4―6月の粗鋼は約30万トン、6月以降は月産11万トンを超える見通し。

 一方で為替やエコカー補助金のインセンティブが下期に終了するなど先行き不透明な要素もあり、市場の動向を見据えて弾力的な対応を進める考え。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社