2010年4月19日

建材鋼管需要、上期も低迷傾向続く

 一般構造用鋼管(STK)、中径角形鋼管をはじめとする、建材用鋼管(溶接鋼管、専業品)の2010年度上期需要(10年4―9月)は、07年度に比べて3―4割減少する見通しだ。

 溶接鋼管専業メーカーには3―4月にかけて、値上げ前の仮需が出てきているが、長引く建設需要の低迷を受け、実需は低調に推移。下期も同様の傾向が続くとみられ、溶接鋼管専業メーカー、鋼管流通ともに収益悪化が懸念されている。

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