2010年3月29日

電炉ビレット、輸出続伸 600ドル目前

 異形棒鋼と電炉ビレット(半製品)の輸出商談は、旧正月以降こう着していたが、原料鉄スクラップ価格の高騰を背景に動きが出てきた。

 異形棒鋼、電炉ビレットともに続伸しており、異形棒鋼は底値だった昨秋と比べトン90―100ドル(約20%)、電炉ビレットは180―200ドル(約50%)上昇した。とくに電炉ビレットはFOBトン600ドルをめざす展開で、日本の小棒電炉メーカーは売り腰を強めている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社