日本鉄鋼連盟は2日、1月の鉄鋼貿易実績を発表したが、それによると普通鋼鋼材輸出量は韓国、中国、台湾などアジア需要の拡大を受けて237万トン、前年同月比78・6%増と4カ月連続の増加を示した。ただ冬期休暇や一部ミルの事故などが影響し前月比では6・6%減と2カ月ぶりに減少した。
また特殊鋼鋼材は55万4000トン、前年同月比84・6%増、二次製品は4万8000トン、同61・9%増といずれも大幅に増加している。
全鉄鋼ベースの輸出量は343万9000トン、前年同月比71・7%増となり、1月としては08年1月の305万3000トンを超えて過去最高だった。