2010年3月3日

厚板需要見通し、4-9月 微増傾向続く

 2010年度上半期(4―9月)の厚板需要は微増傾向が続く見通しだ。高炉筋によると、内需では造船向けが堅調な水準を維持し、大幅に落ち込んでいた建設機械、産業機械向けなどが徐々に回復する。外需(輸出)は主な向け先の韓国造船以外でも、エネルギー分野向けなどが増える。

 08年度上半期まで約700万トンで推移していた厚板需要は、同下半期(10―3月)に約630万トン、09年度上半期には約530万トンまで落ち込んだが、足元の下半期は500万トン台後半まで戻し、10年度上半期は600万トン程度に回復するとみられている。

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九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社