2010年2月23日

東ア向け鉄スクラップ、輸出価格に先高観

 旧正月明けの東アジア向け鉄スクラップ輸出価格が強基調で推移する見通しだ。海外市況の指標となる米国コンポジット価格が300ドル、日本国内の相場がH2トン当たり3万円をそれぞれ突破。3―4月積みの新規輸出商談が先週末から今週明けより再開されているが、「日本、米国とも国内相場の上昇で輸出向けの集荷価格も高騰しており、それに伴って新規オファー価格も引き上げられる」(商社)という。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社