2010年2月4日

異形棒・ビレット、輸出価格が続伸

 異形棒鋼と電炉ビレット(半製品)の輸出価格が一段と切り上がっている。アジアの建設需要は引き続き旺盛で、底値だった昨年11月と比べて異形棒鋼はトン50―60ドル(10%超)、ビレットは120ドル以上(30%超)高くなった。国内価格を上回るケースも散見される。

 旧正月明け以降は原料鉄スクラップ価格がさらに上昇する可能性が高く、異形棒鋼、電炉ビレットともに引き続き上げ基調で推移する見通し。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社