2010年2月2日

09年度 粗鋼1億トン割れも 経産省生産計画

 経済産業省が1日発表した2009年度第4四半期(10年1―3月)の鉄鋼生産計画の集計結果によると、粗鋼生産量は2674万5000トン(前期比13万6000トン、0・5%増、前年同期比914万9000トン、52%増)で、同省が昨年末に策定した需要見通しの2672万トンに比べ2万5000トン、0・1%増とほぼ予測通りの水準となる。

 自動車など製造業分野で需要が堅調なほか、中国など輸出が好調なことから増加、前年同期比では50%以上の伸びとなる。ただ、建設分野の需要基調は弱く、粗鋼生産も高炉は前期より33万トン程度増加するのに対し、電炉は12万トン程度減少、特殊鋼電炉もステンレスの落ち込みで8万トン程度減少する。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社