2009年12月28日

関西中板市況、底入れムード

 関西地区の中板市況は5万6000―5万7000円(トン当たり、3・2ミリ厚の4×8サイズ、コイルセンター出し値)どころで底入れムードとなっている。扱い業者が逆ザヤ状態に危機感を強め、安値対応を回避している。国内の高炉メーカーは来春以降、原材料の価格上昇から製品価格を引き上げるのは確実で、扱い業者では早ければ来年1月から、唱え上げに動きだす方向だ。

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