2009年12月28日

粗鋼需要2672万トン 1―3月見通し

 経済産業省が25日発表した2009年度第4四半期(10年1―3月)鋼材需要見通しによると、鋼材需要量は2390万トン(前期比50万トン、2・2%増、前年同期比598万トン、33・4%増)、これに伴う出荷相当粗鋼需要量は2672万トン(同14万トン、0・5%減、同912万トン、51・9%増)と策定された。前期と比べ、韓国、中国などアジア向けを中心に輸出が増加するほか、内需も自動車の持ち直しなど製造業向けは増加基調を続ける。

 これに対して建設は公共土木縮減や民間土木の低迷などから減少する見込みで、需要分野での二極分化が鮮明となる。粗鋼も建設分野の減退と半製品輸出の減少で前期を下回り、第1四半期から回復軌道をたどってきた粗鋼生産も頭打ちとなる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
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